突然ですが、下の画像をご覧ください。
ちょっと見づらいかも知れませんが、売りトラリピのレンジの下限にローソク足があるイメージです。
皆さんはこのレンジ内の、このローソク足の位置で新規の売りトラリピを仕掛けますか?
画像の位置では新規の注文を出しにくい
冒頭の画像の位置で新規の売りトラリピをしかける方は少ないはずです、私も見送ります。
なぜなら
- 相場が下降したら利益が出ない
- 相場が上昇したらなかなか決済されない売りポジションが残る
- 相場がレンジ外まで上昇すると損失が大きい
こういった理由があげられるからです。
売りトラリピを新規でしかけるのであれば、下の画像の赤丸あたりでトラップをしかけるほうが
- 相場が更に上昇してレンジを外れても損失が少ない
- 相場が下降すれば利益に繋がる
上記の理由からトラップをしかけやすいと考えます。
もう一枚ご覧ください。
冒頭の画像の買いトラリピバージョンです。
こちらも新規の買いトラリピはしかけにくいと思います。
ハーフ&ハーフでも考え方は同じ
なぜこの2枚の中途半端なチャートを出したかと言うと、
2枚合わせると
AUD/NZDのハーフ&ハーフの出来上がり。
ずっと運用していても、吹き出しの位置(ハーフ&ハーフの中央)に相場が近づくと、運用を見送る方もいらっしゃると思います。
トラリピ初心者の方は、リスク管理の観点からハーフ&ハーフの中央で新規注文は控えるべきです。
もちろんメリットもある
下の黒丸のように相場がハーフ&ハーフの中央付近を上下すれば、かなりの利益を上げることができます。
中央付近でトラップをしかける1番のメリットですね。
しかし、赤丸辺りで新規のトラップをしかけた場合、その後の上昇にヒヤヒヤするかもしれません。
相場が中央付近から離れるのを待てば良いのか?
そうではありません。
この先の相場の動きは想像つかないので、いつまでも待っていられないと思います。
大事なのは
- 相場が一気にレンジ外まで動くかも知れない
- その時の損失がどのくらいの金額になるか
- レンジを外れたら自分はどうする
これらを事前に考えておくことです。
そして長く安全に運用するために
- 資産の全額をトラリピに突っ込まない
- トラリピ内でも通貨ペアの分散を心掛ける
- 証拠金に余裕を持たせる
以上の事が大切だと思っています。
ちなみに
下の記事に書いてあるのですが
設定を変更したことに関して
この記事を書きながら少しだけ
後悔してる
こんなことを言っています。
なぜかと言いますと
私がまさに今、ハーフ&ハーフの中央で、AUD/NZDにトラリピの証拠金の8割を割り当て、
新規のトラリピ注文をしかけてしまったからです。
普段の運用で利益を上げつつ利益幅の検証をしてみたい、と欲張った結果です。
皆さんはリスク管理を徹底して、安全で長期間の運用を心掛けましょう。
以上、トラリピは注文のタイミングも大事?でした。