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PayPay証券の手数料の仕組みは?本当に高いの?

投資雑記

PayPay証券はスマホ1つで1000円という少額から株式投資ができるサービスです。

いろいろなクチコミを見ていると手数料(実際は取引手数料相当額と言います)が高いと言われています、

今回はPayPay証券の取引に必要な手数料を書いていきますので、PayPay証券の利用を検討されている方は参考になさって下さい。

PayPay証券の手数料の仕組み

PayPay証券のHPに書かれている情報を以下のようにまとめてみます。

  • 投資信託
  • 日本株
  • 米国株

投資信託

投資信託の買い付け手数料は0円です、NISA口座も同様です。

ただし、信託報酬や信託財産留保額等は銘柄ごとに必要になってきます。

この辺りは大手ネット証券と同じですね。

日本株

PayPay証券のHPには以下のように書かれていいます。

株式会社東京証券取引所から、当社が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される気配基準値を参考に、合理的かつ適正な方法で「基準価格」を算出いたします。

立会時間外のお取引(11時30分~12時30分)は、前場取引終了時点での気配基準値を参考に「基準価格」を算出します。

「基準価格」に対し、下記に定める取引手数料相当額を、買付の場合には加算した金額、売付けの場合は減算した金額を、それぞれ「取引価格」といたします。

引用:PayPay証券 取引手数料・その他費用について

取引手数料相当額は以下の通り。

時間帯取引手数料相当額
東京証券取引所の立会時間内
午前立会:午前9時から午前11時30分まで
午後立会:午後0時30分から午後3時まで
「基準価格」に0.5%を乗じた価格
上記以外の時間帯「基準価格」に1.0%を乗じた価格

日本株はいつでも購入できるようになっています、ただし時間帯によって取引手数料相当額が違うようですね。

ちなみに

楽天証券とSBI証券はコースによって違いますが、一日の約定代金が100万円以下なら手数料0円で日本株を購入できます。

私は少額投資ならPayPay証券も手数料はそんなに変わらないという認識でしたが、やはり大手証券会社は強いですね。

米国株

米国株は以下のように書かれています。

米国各証券取引所(NYSE、NASDAQ、ECN)における、当社が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される直近の気配値または市場価格を参考に、合理的かつ適正な方法で「基準価格」を算出いたします。

「基準価格」に対し、お客様との取引の時間帯に応じて、下記に定めるスプレッドを、買付けの場合には加算した金額、売付けの場合は減算した金額を、それぞれ「取引価格」といたします。

引用:PayPay証券 取引手数料・その他費用について
時間帯取引手数料相当額
現地時間 9:30 ~ 16:00
日本時間 23:30 ~ 6:00
(夏時間:22:30 ~ 5:00)
「基準価格」に0.5%を乗じた価格
上記以外の時間帯「基準価格」に0.7%を乗じた価格

また、取引手数料相当額に加え、為替手数料相当額として1米ドルあたり35銭

  • 買い付けの場合は加算されたレート
  • 売りつけの場合は減産されたレート

に、それぞれ適用されます。

私かしわおもちは米国株を運用していますが、よく解らなかったので実際の画面で見てみます。

実際に米国株を購入して確認

取引時間外にMMM・JPM・KOの3銘柄をそれぞれ1,000円づつ購入し、下の画像は購入直後のものになります。

3銘柄とも17円マイナスになっていますね。

  • 購入金額:1,000円
  • 当時の為替レート:145.15円
  • 1,000÷145.15=6.88米ドルの取引

で計算してみます。

  • 取引手数料相当額:1,000円×0.7%=7円
  • 為替手数料相当額:6.88米ドル×0.35円(35銭)=2.4円
  • 手数料:7円+2.4円=9.4円

17円マイナスとなっていますが、計算上では9.4円となり計算が合いません

9.4円は買い付け時の取引手数料相当額だと判断、この17円には売り付け時の金額も含まれていると推測します。

実際にMMMを売ってみたところ手数料は引かれませんでした。

計算してみると

  • 1,000円×0.5%=5円
  • 6.88米ドル×0.35円=2.4円
  • 5円+2.4円=7.4円
  • 9.4円+7.4円=16.8円

17円に近い数値になりました、株式購入時に売り買い両方の手数料が引かれていますね。

楽天証券は取引手数料が0.495%、為替手数料が1米ドルあたり25銭かかります。

SBI証券は取引手数料が0.495%、リアルタイム為替手数料が0円となっています。

リアルタイム為替手数料が米国株取引に含まれるのかは書かれていませんでしたが、為替手数料がかかるのであれば楽天証券と同じ25銭です

手数料0円は約定代金が2.02米ドル以下の取引のみとなります。

PayPay証券の手数料まとめ

手数料をまとめてみると

  • 投資信託:0円
  • 日本株:PayPay証券 0.5~1.0%、楽天・SBI 0円
  • 米国株:PayPay証券 0.5~0.7%、楽天・SBI 0.495%
  • 為替手数料:PayPay証券 35銭、楽天・SBI 25銭

となります。

ただし楽天・SBI証券共に1回の取引手数料には上限があるのに対し、PayPay証券には1回の取引手数料の上限がありません

1回の取引で100万円分株式を購入すると、手数料は5,000円~10,000円必要になります。

なので少額で米国株の取引をする場合のみ手数料に差がないと言えます。

私は少額で米国株の取引をしていくので、PayPay証券を使っていきます。

以上、PayPay証券の手数料の仕組みは?本当に高いの?

でした。

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